今夜は映画「もののけ姫」を見ていました。
何年たっても忘れないその衝撃的な印象はいまだ健在でした。
私がこの映画を見たのは悩みの多い多感な学生時代でした。
頭にガツンと叩きつけられたような感じで、一度では何を受け止めていいのか受け止めきれずに2度も映画館に行きました。
自分が人間として生きている意味と、その犠牲になっている物たちのこと。
とある宗教で言われるところの原罪に値するものなのかと子供ながらにも思いました。

ジブリの映画と言えば天真爛漫なだけでなく、考えさせられるものが多いのが特徴的ですよね。
「火垂るの墓」や「平成狸合戦ぽんぽこ」なども子供ながらに泣きながら見た映画でした。
考えてみると、これらの映画の影響があったからでしょうか。私は広島の原爆ドームを訪ねるツアーに小学校4年生で参加しました。
地域の子供たちで行くツアーでしたが、戦争について深く考えた夏でした。
恐ろしげな展示の数々を見て回りましたが、一つ一つにあの火垂るの墓に出てきた兄弟たちの姿を重ねていました。
想像もつかない恐怖の中を生き抜いて語り部となった人たちの言葉の一つ一つが突き刺さりました。

狸合戦ぽんぽこも生き物について考えるとき、自分も含めて命を大切にできているのかを考えさせてくれました。
ジブリの映画はいつも私たちに疑問を投げかけてきてくれました。
今年も新しい映画が公開されます。
今年の作品はどんな疑問を私に投げかけてくれるのか…とても心待ちにしています。
ちなみに、私の兄弟は「もののけ姫」のエンディングに感動を覚えたそうです。